「黒木レイカ」の2024年12月16日のブログ：BARCELONA　桃李(バルセロナトウリ) - すすきの/ニュークラブ・キャバクラ

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黒木レイカ (くろきれいか) [23歳] 熟考の現実主義者

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似た者同士

12/16 20:47

父の運転で出掛けた日。

ひとりのおじいちゃんが
横の歩道を歩いていた

その人は足が悪いのか
あるいは雪のせいなのか

非常にゆっくり
少しずつ歩いていた

母が
『乗せてあげよう！！』
と言いだし

父は
『ありえない』
ときっぱり。

こうして母ＶＳ父私
のバトルに繋がるのである

（姉は我関せず）

母は
『可哀想だから』
『そんなに時間もかからないだろうし』
『1、2分の差は誤差だ』

なんて述べる

しかし、
そう思う通りにはいかないだろう

あのゆっくりさで
1、2分で済むはずなんて
考えが甘すぎる。

そもそも
あのおじいちゃんが

どこに行きたいのかも
わからないのだ。

すぐ近くだろうなんて
決めつけは時期尚早。

そしてこのご時世
知らない人を車に乗せるのは
……些か不安がある

怪我をさせてしまう
危険性だってある

そこまでの責任は負えない。

それに
この車は4人乗りだ。

父、母、姉、私で
すでに満員御礼。

運転手のことを
もっと考えるべきだ。

何かあってからでは遅い。

咎を受けるのは
父なのだから。

どうにも認識が甘くて困る。

私と父は
同情からの施しは優しさでは無い
と考えているタイプだ。

自己満足を優先し
被害拡大はさせられない。

この一件で
私と父、姉と母

双方、考え方が
似ているということに気付いた

これは単純に性格面もあるだろうが
運転するしないも関係しそうだ

私はどちらかというと
中身は母親似であるため

父に似ている価値観
というのはなんだか意外だった。

もしかすると
案外、似た者同士なのかもしれない。

手伝うことはできないが
常に優しさは持ち合わせていたい。