「黒木レイカ」の2024年4月24日のブログ：BARCELONA　桃李(バルセロナトウリ) - すすきの/ニュークラブ・キャバクラ

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黒木レイカ (くろきれいか) [23歳] 熟考の現実主義者

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物語の始まり。

4/24 14:03

いつか読んだ物語の
主人公が言っていた。

死のうと思えば
いつでもできるから。

だからもうちょっとだけ
頑張ってみようよ。

これを心の拠り所にしている人は
それなりにいるだろう。

私もそうだった。

だが、私は知っている。

思ったところで
簡単では無いのだと。

正論と正義だけじゃ
生きていけやしない。

なんて理不尽な世の中。

黒も白になり
白も黒に染まる。

そんな結論に至った
20歳の頃の私。

今思えば
何故あんなに
悩んでいたのかもわからない。

それでも
あの頃の自分は

まるで何かに取り憑かれたように
それしか考えられずにいた。

そもそも
苦痛のない死に方など
存在しない。

どれだけ時間や労力をかけたとしても。

それでも行動は止まることなく。

いざ、準備が整った舞台に立つ。

そして本能が警鐘を鳴らすのだ。

やめておけとの
最期の通告。

ガンガンと耳鳴りがして
いつしか頭痛に。

目の前がグワングワンして
手足が痺れてくる。

そこで意識は途切れた。

試してみようなんて
考えない方がいい。

現実なのか夢なのか
またまた地獄か。

未だにわからないでいる。

生きてみれば答えがわかる。

あの日から。
新しい物語が始まった。