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友達のストーカーを手伝ってた罪 9/26 22:36
「ストーカーの唄」ってのを聞いて、中学時代に友達のストーカーを手伝った思い出が鮮やかに蘇ったのでその話をしたいと思います。 先に言っておきますが、私はストーカーしてませんからねっ!? 友達の名前をスト子ちゃんとします。彼女には恋する同級生の男の子(仮名・サンくん)がいました。 ある日の放課後の校門で、スト子ちゃんは私に頼みごとをしてきました。 「サン君と帰りたいから、彼の部活が終わるまで校門で一緒に待っててくれない?」 と言われたことからはじまります。 この瞬間が、彼女と好きな彼との運命の始まりだということを、私は知りませんでした。。。 最初、スト子ちゃんはサン君に声をかけることができず、ただサン君の後ろを着いて帰るだけでした。 今考えればストーキング…。 しかし時間が経つにつれ、スト子ちゃんはサン君に声をかけることができるようになり、ついに一緒に帰るようになりまりました。 私は彼らのさらに後ろをとぼとぼ1人で歩く日々…つまり2人のストーキングを私がしてるみたいだったわけですが…まぁそれはおいといて。 友達のサン君への愛の情熱は度を超えていました! 彼の家を調べ上げ、家族構成や友達関係まで把握しています。仲良くなる前から情熱収集がすごかったです。 少し怖いですけど私には無縁の情熱だったので友達の行動力には尊敬しかありません。まぁいきすぎてほぼストーカーでしたけど。。 ある放課後、スト子ちゃんは遂にサン君に連絡先を聞く!と言っていました。 いつものように2人で歩いているのを見守る私。 彼女はサン君に紙とペンを渡して連絡先を聞いていました。私は少し離れたところから様子を伺っていたんですが、 サン君の手がめっちゃ震えていたんですね!震えながら連絡先書く… サン君…!めっちゃ怖がってるじゃん! ストーカーばりの友達に彼が怯えているのかとその時は思っていましたが、実は緊張で手が震えていたのだと後に知ります。 そう!2人は付き合ったんですよね!!!え!!!ま、、まじ!!!え!!! ーー時が経ち、高校を卒業し、成人式でスト子ちゃんと再会したんですが、思いもよらぬことにサン君と一緒に来ていました!! 中学でストーカーするくらい好きな男子と付き合い続けているとは!感動とともに、その恋が続いていることにビックリしました。 あれから数年…現在は連絡とってないのでどうなったのかわかりませんが、結婚していたらいいなって勝手に思っています。 ストーカーまでは行かなくても、恋のために行動する勇気を持ってたら現実は変わるものです。 青春の思い出とともに、ストーカーした友達が積極性の大事さを教えてくれましたとさ。 私の少しだけ切ない青春ストーカー物語でした。おわり。
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