BARCELONA　桃李 ニュークラブ・キャバクラ(ニュークラブ/すすきの)

私は『枯れ専』と言われる
タイプなのだが











































友人にも
似たようなタイプがいる






































だが
あくまで似ているだけだ。

































私は決して






















くたびれたおじさん












































が好きだと公言したことは無い。








































友人曰く
『あのアンニュイな雰囲気が良い』
そうだ





























































好きなところを
もろもろまとめると


























『くたびれたおじさん』
になるらしい。













































好みが独特すぎて
言い得て妙である。









































初めて聞いた時は
それはもう盛大に笑った。







































ところで
どのような時にいいなと感じるのか
尋ねてみたら









































『スーツの男性が汗だくで
ママチャリを漕いでるのを見た時』








































という
これまた不思議な返答であった。












































ちなみにこれは
自転車チャイルドシートが
ついていることも大事らしい。








































お父さんの日頃の頑張りが
見えるということか。


































マウンテンバイクでは
だめらしい。

こだわりようがガチだ。











































キュンポイントは
人によって違うんだな……










































そんなことをひしひしと感じた。


































世のお父さん方に言いたい。






























見てる人は見ている。








































その日々の頑張りを。














































家での肩身の狭さに負けず
頑張ってほしい。











































我が家だけかもしれないけれど。

浦島伝説は
竜宮城の場所やらラストやら






























作品によって違う





















































並べてみると
差がはっきりあって面白い。











































その中で大体決まっているのは








































亀を助ける→竜宮城→お爺さんになる

この流れだけ。













































































この話には

上は桃源郷
下は蓬莱という説がある



































あとは
浦島を名乗る人が沢山いただけ
という説や








































玉手箱の中身は金丹
（不老不死の薬）である説など。









































つまり、浦島がただ長生きして
その間に周りが変わってしまった

































なんとも寂しい話になる。















































なお、浦島は
姫を見て逃げ帰ったという
一説もあるが







































そもそも海の中なのだから













































姫の実体が鮫だとしても









































それは
『当たり前なのでは』
なんて感じてしまう














































そして、1番気になる
『何故 海の中で息ができるのか』問題は























































大概
『薬でなんとかなった』










でまとまってしまうのが
惜しい。




































もはや
なんでもありな物語と化す。


































結局、私の中で最有力候補は


















『浦島お爺さんがみた夢の話』
説である




































長生きな亀を
『老い』の象徴と仮定して


































浦島太郎がそもそも
お爺さんだったとすれば























あらかた説明がつくのだ。




































このように
説は沢山あるため































自分で納得のいく結末と
理由を探してみたらどうだろう。


























このように物語は
後世に繋がっていく。

『時間が解決する』は嘘だ。































友人がとある動画を見せてきた













































そこには時計が。





































中身が砂のその時計から

























スプーン1杯分
砂を抜く







































時針と分針がくるくるまわり
砂は均等になり






























いつしか穴は埋まる。










































ぽっかり空いた穴は
心の傷だ












































友人は
やっぱり時間が
解決してくれるよねと笑った













































大概、その通りだと思う。






































しかし、理解はできても
納得はできない。








































人間の心は
そんなに簡単では無い。








































確かに穴は塞がった。
































だが、治るまでのその時間が
果たして人間にあるだろうか。































1日、１ヶ月、1年、10年……
長い年月をかければかけるほど
広がっていく傷もある。







































現実は優しくない。








































一見治ったように見えても
確実に砂は減っている











































これでは
いつか砂がなくなる。










































刺さったままのスプーンは
どうすればいい。







































穴を埋めてくれるのは何だ





































家族か友人か
記憶か思い出か





































何事も限りがあるんだ












































大事なのは
傷を作らないこと。


























自分にも人にも。




































壊れたものは
元に戻らないんだ。































『時間は解決してくれない』






















あの動画で
そんなことを考える私は
つくづく ひねくれている。

何事も最後は愛が勝つなんて
とんでもない戯言だと思う


























































恋に生きる
愛に生きる













































このタイプの人と一緒にいると
とことん価値観の違いを感じる





































あまりにも
分かり合えなさすぎるのだ。













































私は自己犠牲精神を
美しいとは思えない。












































女の子はよく恋バナを
しているイメージだが













































大人になると
好みが如実に表れる。











































話を聞いていて
ん？となることも多い




































それはヒモ……
DV野郎……え？







































極端に言えば

人として屑。である














































その場合
なぜ好きなのか
全く理解できない。













































普通の恋バナであれば
素直に応援できるのに。





































しかも、このように
恋に恋する乙女は



























何を言っても聞く耳持たず。





































アドバイスなんてしようものなら
逆上まったなし。




































何も言わない方が良いことは
経験上わかっている。














































そのため黙って聞くわけだが































さすがに仲の良い人が
変なの捕まえてくると焦る





































ちょっと待てー！！
と言いたくなるのは心配であるが故。















































怒らずに聞いて欲しい。



























































何を言っても無駄なのだが
もう一度言っておこう。





































ユートピアは存在しない。












































このままだと向かう先は
ハローディストピア。


































今のうちに、考え直そう。

『こうでなくてはならない』
とか
『こうであるべきだ』













































といった価値観に
がんじがらめにされる












































だが最近


















『何が正しいのか』
よりも
『何が楽しいのか』
の方が大切だと気付いた


















































そもそも正しさなんて
視点が違えば変わるもので。













































あの時の自分の選択は
正しかったかなんて












































いつまで経っても
わかりやしない。



















































それに
正しさを貫こうとすると

































争ったり怒ったり
トラブルになったり……

































挙げるとキリがないほど
何かが起こる










































足場が不安定で落ち着かない




































そうではなく












































単に自分が
笑って生きていくことを模索する












































そのための方法が
『楽しい』を選ぶことだと思うのだ
























































気の置けない
仲間がいればそれだけで幸せで






















































良い人生だったと言える










































自分の最期が何なのかは
生憎見当もつかないが















































人の記憶に残る自分は













































とりあえず
笑ってる顔であってほしい。















































































私の楽しいを
追求した先には















































何があって
何が残るんだろうな

母の匂いは

























なぜだか昔から
とても良い。





































嫌なことがあった時
喧嘩をした時
怖い夢を見た時

































何時いかなる時でも
母の部屋に行き































泣くだけ泣いて
ぐすぐす鼻をすすりながら
























母の腕の中へダイブ。





































腕の中は温かくて
そのまま眠っていたことを覚えている





































あれはきっと
不思議な魔法だった。


















































私がやたらと
泣き虫だったせいもあるが





































姉妹の末っ子と言えば






































必殺
『お母さんに言い付ける』
である












































おかげで母の匂いを嗅ぐ
確率は高かった











































虎の威を借る狐だ。へっ。







































たかが2歳差
されど2歳差








































幼い頃は
この2年の差が埋まらず
何度泣かされたことか。









































しかも大人になって
当時のことを聞いてみれば








































『泣き顔が可愛かったから』
という意味のわからない理由である


















































本当に嫌。







































逆にあれで
よくシスコンになったなと
もはや感心すら覚える

































とにかく
香りというのは記憶と直結で
なんだか特別。







































生きていて
母と同じだ！
と感じたことは今のところない








































姉と同じだ！！
と感じたことはある。





















































私にもあるらしいが
自分ではよくわからない。








































私もいつか
誰かの親になったら








































落ち着く香りになるだろうか。



















そうだと嬉しい。

珍しく、友人が怒っている






































長い付き合いではあるが
怒っているところを初めて見た。

































ずっとニコニコニコニコ
女神みたいな子なのに。

































あまりにも苛烈で

一瞬本人かどうか
聞きたくなったほとだ。













































一体どれほどのことがあったのだろう。

尋ねてみた。






























まとめると

『悪いようにはしないから』







































と言われたことが原因らしい。



































沸点が行方不明すぎる。



































長くなるため
話の全貌は端折らせていただく。



































友人曰く






私の良し悪しを
なぜそっちが決めるのか。
納得がいかない。




































だそうで。




































さすが類友、めんどくさい。








































とはいえ
言ってることは一理ある。













































ヒトの感情を
勝手に推し量らないでほしい





































そもそも。
『悪いようにはしないから』
なんて人生でいつ言うんだ。













































言ったことも聞いたこともない。


































偏見だが
悪人が言うセリフだと思ってしまう







































現実でそんなことを
言ってくる人がいたら






















詐欺か何かだと疑うだろう
































結局、友人も頑固のため
首を縦には振らなかったそう。

































安心した。
































今回のことで
















友人の沸点は普段
家出しているだけ

ということがわかった。






























急に帰ってくるタイプみたいだ。







































いつも優しい人が怒ると怖い





































これからも
言葉には気をつけよう。